ペットの分離不安
ペットの分離不安は、飼い主がペットを正しく飼っていないことが要因であると広く言われています。
分離不安の症状が発生すると、ペットの問題行動に飼い主は苦しめられてしまいますが、それはペットが悪いのではありません。
飼い主が誤りのある関係を築いてしまったために、困った行動をとるようになっているのです。
分離不安に対しては、犬のほうが猫に比べて発症率が高いと考えられています。
自分一匹だけでも平気に行動できる猫とは反対に、飼い主との信頼関係を強く築く犬のほうに症状が確認されるのです。
でも、猫であっても育て方によって重症化した分離不安障害が出てくることもあります。
症状が見られやすい犬の場合、必要以上の触れ合いが要因と考えられています。
犬と犬でしたら、子犬がそれなりに大きくなってくると、いくら要求されたとしても母親は授乳を拒むようになります。
成犬へと踏み出すために、母親が苦難を与えます。
人間のペットの育て方は、赤ちゃんの育児をするかのごとく何でもかんでもやってあげてしまう向きがあり、そういう人間の態度が子犬が健全に成長するのを阻んでしまうのです。
このように何でも人間がやってくれる生活を送ってきた犬というのは、飼い主から短い時間でも離れることができない犬となってしまいます。
人間の都合で一匹だけ家に残されてしまう状況にもなれば、不安でいっぱいになって自分自身も見えなくなってしまいます。
部屋のいたるところで糞尿をしたり、自分の身体を痛めつける行いなども生じます。
ペットはかわいいものですが、人間の価値観で犬を育てていることを知り、上手く距離をとるようにしましょう。
分離不安の症状が見られるペットは、不安感に支配されてしまいます。
そういう症状によって辛い思いをさせないように、適した飼い方をしていきましょう。